アナルセックスといえば誰もが知っているセックスプレイですが、そのアブノーマルな印象から実際に体験はしたことがない、ビデオでしか見たことがないという方も多いのではないでしょうか?
しかし、一方で普通のセックスに飽きてしまった方の中には一度アナルセックスを体験してみたいと興味を持っている方も少なくないかと思います。
とはいえ
「正しいアナルセックスのやり方がわからない」
「ウンチがペニスに付着して汚いのでは?」
「入れられる側も危険なのでは?」
「そもそも本当に気持ちよくなれるの?」
といった様々な不安要素もあるでしょう。
そこで、当記事ではアナルセックスの正しい楽しみ方や注意点について詳しく解説していきたいと思います。
当記事を参考に、安全安心の気持ち良いアナルセックスを体験してみてください。
- アナルセックスする際の必要な準備
- アナルセックスの正しい流れ
- 実際に体験したアナルセックスについて
アナルセックスとは?
アナルセックスとは、その名の通りお尻の穴(肛門)に性器を挿入するセックスプレイです。
性器の代わりにバイブやローターなどの大人のオモチャを使用する場合もありますが、基本的には肛門の締め付けや感触によって、女性器とは違った快感を得られるのが醍醐味となっています。
一見アブノーマルなプレイだと思われがちなアナルセックスですが、その起源はなんと古代ギリシャの時代にまでさかのぼるといわれています。
それもマニアックな嗜好ゆえのものではなく、男性しかいない戦場において兵士たちが士気を高めるために、あるいは欲求を解消するために、女性器の代わりとしてアナルを用いた男性同士での挿入行為が流行していたそうです。
日本史においては織田信長が森蘭丸という少年を小姓として従え、夜な夜な「つながっていた」という文献も残されており、当時の武士が男色を好んでいたことが伺えます。
かといって彼らはゲイかといわれると少し違い、あくまで性的指向の一環であり、また戦場などの女性と交われない環境の産物ともいえるでしょう。
話が逸れましたが、アナルセックスはこのように非常に長い歴史を誇るれっきとしたセックスプレイであり、やり方さえ間違えなければパートナーとのコミュニケーションを深める意味でも有用なプレイなのです。
アナルセックスをする前に5つ準備すること
それでは、次にアナルセックスの基本的な楽しみ方について順を追って説明しましょう。
本来、アナルは性器を挿入する場所ではないため、当然人体の構造的にもアナルセックスを想定したつくりにはなっていません。
アダルトビデオでは何の前準備もなくいきなりアナルセックスを開始するシーンがよく見られますが、あれはあくまでフィクション。
実際は撮影前に入念な準備をした上で、物語のスムーズな進行のためにそういったシーンを映さずにアナルへ挿入しているに過ぎません。
そのようなビデオに影響されて、いきなりアナルへ挿入したりしないように、しっかりと以下のような前準備を済ませておくことが必須なのです。
- 肛門を浣腸で清潔にする
- 挿入の際にローションを必ず使用する
- 挿入の際にローションを必ず使用する
- 指を使い少しずつアナルの拡張していく
- アナルセックスでも性病になるので性病検査も欠かさずにする
肛門を浣腸で清潔にする
当たり前ですが、アナル(肛門)は普段は便を排出する場所であり、非常に不衛生となっています。
それを洗浄せずに挿入してしまうと当然性器は汚れてしまいますし、感染症のリスクも非常に高いです。
これでは快感を得るどころか不快なセックスとなってしまいます。
そのためアナルセックスでは事前に浣腸で肛門の内部を洗浄しておくのが基本です。
もし浣腸のための薬剤や器材がない場合は、無理のない範囲でお尻を清潔にした上でコンドームを着用するようにしましょう。
浣腸は街中のドラッグストアでも販売されているので、アナルセックスにチャレンジする際は事前に購入して準備しておくのがベストです。
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挿入の際にローションを必ず使用する
女性器であれば性的興奮を覚えることで愛液が分泌され、自然に挿入できる状態になりますが、本来排泄の役割しか無いアナルにそのような機能は備わっていません。
またアナルは膣のような拡張性は無く非常に狭いので、なおさら無理矢理に挿入しようとするとペニスもアナルもどちらも傷つけてしまいます。
当然、快感どころか痛みばかりが走ってしまい、気持ちよくなれるはずもありません。
そのためアナルセックスにおいてローションは必須といえるでしょう。
どうしてもローションが用意できなかった場合は、水や唾液、女性器の愛液で代用するという方法もありますが、水や愛液はすぐに乾いてしまいますし唾液も衛生的にあまりおすすめできません。
アナルセックスで使えるローションも、わざわざアダルトグッズ専用店に行かなくても、普通のドラッグストアで購入できるもので問題ありません。
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指を使い少しずつアナルの拡張していく
特にアナルセックスが初めてという方は、アナルが十分に開発されていないので非常に狭く硬くなっているのが普通です。
また初めてのアナルセックスとなると緊張でよけいに筋肉がこわばってアナルの締め付けも強くなってしまうので、最初は相手をリラックスさせるところからはじめましょう。
そして次に、ゆっくりとアナルを拡張していきます。
いきなりペニスを挿入するのではなく、最初は指を一本入れてゆっくりほぐし、愛撫しながら指を二本・三本と増やしつつ徐々に広げていくようなイメージです。
人によってはアナルが馴染むまで時間がかかる場合がありますが、そういう時にも急いで広げようとしないように気長に続けましょう。
また、アナルに指を入れる際に爪が伸びていると肛門の粘膜を傷つけてしまい、感染症になる危険性があるので、必ず事前に爪は短く切っておくことが大事です。
最近はアナル拡張に勤しんでいるのですが指3本がいまだにきつい。。もっとクパクパになるよう広げたいなあ。
そんなこんなできょうは仕事終わりです。お腹が空きました。
— tokyo_slave (@tokyo_slave) November 26, 2019
またアナルの拡張に少し時間がかかる場合があるので、パートナーを無理させず、ゆっくり慣れていくようにしていきましょう。
アナルセックスでも性病になるので性病検査も欠かさずにする
これはアナルセックスに限らず全てのセックスでいえることですが、事前の性病検査は非常に重要です。
性病は一度かかってしまうとなかなか治らない厄介なものも多いですし、性病が原因でパートナーとの関係性にヒビが入ってしまうケースも珍しくありません。
ましてアナルセックスは大量の菌が潜む肛門を使ったプレイなので尚更性病感染のリスクは高くなります。
そして万が一どちらかに性病が見つかった場合は、責め側・受け側関係なくセックスそのものを控えたほうが無難です。
しっかりと治療し、性病の心配がない万全の状態で、お互い安心してアナルセックスを楽しめるようにしましょう。
アナルセックスを安全に行うための流れ
ここまではアナルセックスの前準備についてお話してきました。
しかし、問題はここから。
準備を周到にこなしていても、本番でやり方を間違ってしまうと結局相手を傷つけてしまったり不快な思いをさせてしまったりする場合があります。
そこで、次にアナルセックスの具体的なやり方・楽しみ方について説明します。
- 前戯をしながらアナルをほぐす
- しっかりほぐせたら挿入し、ゆっくり動かす
- アナルセックスはセックスの最後に行う
前戯をしながらアナルをほぐす
【アナルグッズの使い方】前戯をしっかり行い、アナルに指を入れて抵抗感がなくなったら、道具、アナルセックスに挑戦してみましょう。アナル性感はとにかく時間がかかります。
— 大人玩具製作販売委員会 (@adult_honpo) April 20, 2020
前述の通りアナルセックスには準備が必要ですが、目安として指が2~3本、第二関節までスムーズに入って、相手に痛みがなく気持ち良いと感じられるようになればペニスの挿入へと移行するといいでしょう。
最初はアナルがほぐれるまで時間がかかるので、その間相手は手持ち無沙汰になってしまいます。
その時は乳首やクリトリス(相手が男性であればペニス)を刺激してあげて、退屈させないように気遣ってあげましょう。
また、時々「痛くない?大丈夫?」といった風に様子を伺ってあげてください。
もし、素手のまま相手のアナルに指を入れることに抵抗があるならゴム手袋やビニール手袋を使うという方法もあります。
とにかく、初めてのアナルセックスで重要なのは急がない、焦らないということです。
面倒に思えるかも知れませんが、時間をかけて慎重に事を運ぶように心がけてください。
しっかりほぐせたら挿入し、ゆっくり動かす
そしていよいよペニス挿入ですが、いくら入念にアナルをほぐしてローションも使うといっても、やっぱりアナルは非常にデリケートで傷つきやすいです。
なので、一気にペニスを強く挿入するというのはNGです。
相手が痛がっていないか、苦しそうではないかと様子を伺いながら慎重に、ゆっくりと挿入してください。
この時に相手のお尻周辺や性器を優しく愛撫してあげるとアナルの緊張もほぐれ、挿入しやすくなります。
挿入し終えた後も、「全部入ったからもう大丈夫」と油断して高速のピストン運動をしてしまうと、これまた相手のアナルにダメージを与えてしまう可能性があります。
ピストン運動も、挿入時と同じように優しく、徐々に動かすイメージが大事です。
ある程度無理なく動かせるようになったら、相手のアナルも馴染んでいることですから、そこから徐々にスピードを上げて刺激を強くしていきましょう。
アナルセックスはセックスの最後に行う
アナルセックスは通常のセックスとは違い、雑菌の多いアナルを使ったプレイになるため、基本的には通常のセックスの後に行ないます。
アナルに挿入した後に通常のセックス、つまり女性器に挿入するセックスをすると、ペニスに付着した雑菌が女性器の中に入り込んでしまうからです。
もちろんそんな状態のペニスをフェラしてもらうこともできませんし、アナルセックスの後はプレイの幅が大きく狭まってしまうのです。
それにほとんどの方はアナルセックスに関しては不慣れな部分が多いかと思うので、前半で通常のセックスで気分を高揚させておいて、その流れでアナルセックスに移行するのが自然かと思われます。
ネットで知り合った女性とアナルセックスした体験談

それでは、最後に筆者が実際にアナルセックスを体験した時のお話をさせていただきたいと思います。
私は前々から、知り合いに「アナルセックスは病みつきになる」「普通のセックスじゃ満足できなくなる」という話をされていたので、ずっと興味はあったのですが、以前付き合っていた女性がそういうアブノーマルなプレイを嫌う人だったので、なかなか体験することができませんでした。
実際、日本人女性の7割はアナルセックス未経験という情報もありますし、やはり世間的にはアブノーマルでマニアック、言い換えれば「変態」なプレイという認識のようです。
しかし、その女性とも別れて久しいある日、ネットで「アナルセックスがしたい」という女性を見つけたので、さっそくセフレとして付き合うことにしました。
恋人にはなかなか頼めないアナルセックスですが、こういう時体だけの関係のセフレは非常に便利ですね。(笑)
とはいえ、女性の方は経験者だとしても私はアナルセックス童貞なわけで、最初はやはり緊張しました。
緊張というよりは、「やっぱり肛門にチンチンを入れるのはおかしいだろ…」と少し我に返ってしまったといいますか。
ただ、幸い相手が経験者ということもあり、ローションを用意してくれたり指入れの力加減をレクチャーしてくれたり、すごく頼りになったのは助かりましたね。
ちなみに事前の浣腸も自分で勝手に済ませていました。(笑)
そして肝心のアナルセックスの感想ですが…、
通常の膣への挿入に比べて何倍も締め付けが強く、ペニスから精子を強引に搾り取られるような感覚を覚えました。
もちろん膣への挿入のようにスムーズなピストン運動はできませんでしたが、ちょっと動かすだけで前立腺が震え上がるような快感で、やはり一度は味わっておいて良かったと思えるプレイでしたね。
最初に不安だった「チンチンにウンコが付着するのじゃないか」という不安も、事前に浣腸で洗浄しておいてくれたおかげで、アナルセックス後のペニスは意外なほどキレイなまま。
アナルセックスのメリットとして「妊娠の心配がない」というものもあり、もちろん遠慮なく中に出させていただきました。
ただ、中に出してしまうともう一度浣腸で中を洗わなくてはいけないらしく、それは少し面倒だと相手の女性は言っていましたね。(笑)
その後も何度かその女性とアナルセックスを楽しみましたが、デメリットとして通常のセックスだけでは少し物足りなく感じるようになり、さながらアナル依存症に近い状態になってしまいました。
だからといって普段のセックスに支障をきたすほどではないので、そこはご心配なく……。
ただ、私の場合はネットで知り合ったアナル経験者の女性が相手だったので特に問題ごともなく楽しめましたが、やはり未経験の女性を相手にする場合は難しいプレイだな、という印象ですね。
どうしてもアナルセックスを体験してみたい!という方は、ネットで同志の女性を募るのが一番おすすめの方法といえるでしょう。