セックスの体位にはいろんなものがありますが、中でも男女ともに人気上位に入るのが後背位。
こちら、一般的にはバックと呼ばれることも多い体位ですね。
なぜ男女両方から後背位の人気が高いのかというと、男性から言わせると「女性を征服している、凌辱しているような感覚」が病みつきになり、女性にしてみたら「男性に征服されているような背徳感」が病みつきになるようです。
これだけ聞くとちょっとアブノーマルなイメージをする方もいるかもしれませんが、実際後背位(バック)は一般的なセックスの体位の一つです。
一般的であるにもかかわらず、手軽に征服、背徳感を感じることができるという点で病みつきになってしまう方も多いみたいですね。
実際私もバックは最も好きな体位です…。
ということで今回は後背位について基本から注意点、バリエーションなど豊富な内容でお届けしたいと思います!
ぜひこちらの記事を参考に、バックの体位を楽しんでみてください。
後背位(バック)とは?
後背位とはセックスの体位の中の一つですが、数ある体位の中でも最も動物的で野性的。
四つ這いになった女性に対して、後ろから男性が膝立ちでペニスを挿入するという体位になります。
動物の交尾を想像するとわかりやすいかもしれません。
多くの動物はバックで交尾するらしいです。
セックスの体位の中でも、バックで挿入するとペニスが膣の深いところまで到達するので、他の体位では感じられない刺激を味わうことができるのです。
「それって普通のセックスでみんなやってるの?」
と気になる方もいると思いますが、実は女性の中にはバックが好きだという方が結構います。
こちらのグラフはラブコスメという女性向けのラブグッズ、コスメを専門に販売しているサイトの調査結果から引用させていただきました。
(引用元:https://www.lovecosmetic.jp/shc/sex/)
これを見るとわかるのですが、人気の体位、堂々の第一位はやはり正常位。
しかしこの正常位に次いで人気があるのがバックだということがわかりますよね!
以外にも、この野性味あふれる後背位を好むという女性は多いのです。
セックスの体位のバリエーションとして、後背位は絶対にマスターしておきたいところですね。
後背位(バック)のメリット
女性人気が第2位とランキング上位のバックの体位には、いくつかメリットがあります。
ここからは、バックでセックスをする際のメリットを解説していきます!
①挿入が深くなるので快感が強まる
まず1つ目のメリットとしては、バックが深くまで挿入できる体位であるということで、他の体位ではなかなか味わえないような強い快感を男女ともに味わうことが可能です。
女性は膣の奥のほうにもポルチオといわれる性感帯が存在しますので、バックで突くことによってそこが刺激され、腰が抜けるような快感を味わうことが可能になります。
また、男性からしてもより深く挿入できると女性との一体感は強まりますし、ペニス全体が刺激されるので気持ちよさも増大します。
②後背位は女性の膣が締まるので快感が強まる
バックは挿入が深くなるという他にも、女性の体勢的に膣が締まるというメリットもあります。
膣が締まれば女性のほうもペニスで中を擦られる感覚を強く味わえますし、男性側からしても気持ちよさは全く変わってきますよね。
正常位だと女性の締まりがゆるくてなかなかイケない…なんて男性は、一度その女性とバックでやってみてはどうでしょうか。
締まり具合の差に驚いてしまうはずです!
③アブノーマルな感覚に興奮できる
バックの体勢は何度も申し上げた通り、動物的で野性チックです。
普通のセックスでは味わえないアブノーマルさに、精神的な快感を覚えるという方は多いですよ。
どこかSMチックな要素もあるので、特にSっ気のある男性とMっ気のある女性であればバックでのセックスは病みつきになってしまうのではないでしょうか。
SMの要素をより強く感じたいという場合は男性が挿入中に女性のおしりをスパンキングする…なんてこともバックだと簡単に可能ですよ。
④相手の顔が見えないことがメリットという方も
セックス中はとにかく相手の顔をずっと見ていたい…そんな方も一部いるかもしれませんが、多くの男女は常に顔を見られていると感じると、セックス中であっても自分の表情に気が行ってしまってセックス自体に集中できないという声もあります。
そんな時にちょうど良いのがバックの体位です。
男女ともに、鏡越しに見るなどのことがなければ相手の表情が見えないので、セックスに集中することが可能です。
余談ですが、私は過去に出会い系で知り合った女性とセックスすることに成功したのですが…身体は非常に良い身体をしていたのですが、顔がちょっと残念だったんですね。
こういうときもバックだと身体だけを堪能できるのでオススメです。
⑤視覚的な興奮を得られる
バックの体位は他の体位では味わえない角度から女性の身体を見ることができます。
背骨の沿っている様子だったり、おしりが高くあがっていたり、これが結構興奮するのです。
特に尻フェチの男性なんかはバックで腰を打ち付けたときに揺れるおしりが貯まらないんじゃないかと思いますね。
後背位(バック)のデメリット
上の項目で紹介した通り、後背位でのセックスはメリットがたくさんあります。
しかしメリットがあればデメリットもあるというのは世の常。
バックのデメリットを紹介していきますね。
①慣れない女性だと痛みを感じるかも
セックスが大好きですでに経験豊富な女性であれば大丈夫かもしれませんが、まだ開発されていなかったり、開発途中だったりする女性の場合はバックで突きすぎると痛みを感じてしまうことがあります。
いきなり奥までガンガン突かないで、女性の反応を見ることが大切ですね。
こちらはデメリットではあるものの、男性側が気遣って調整してあげることでなんとかなるものです。
②身長差があるとうまくできないことがある
こちらは本当に悩ましい問題ではあるのですが、男女間の身長差があると腰の位置に差が出過ぎてしまい、バックでうまく挿入して動くことが難しいということもあります。
これは身体の問題なので仕方のない部分ですが、こういう場合はちょっと工夫するとバックの体位でセックスすることはできます。
【後背位(バック)のバリエーション】の項目で触れていますが、寝バックや立ちバックなどは慎重さがあってもやりやすい体位ですよ。
やり方やコツを紹介
それでは次に、バックでセックスするまでの手順と、その際のコツについて解説していきたいと思います。
①女性に四つ這いになってもらう
最初からバックで挿入するにしろ、正常位などの体位からバックの体勢になるにしろ、まずは女性に体勢を変えてもらう必要があります。
四つ這いになることをお願いし、自然な形でバックの体勢に持っていきます。
SMチックな要素を強くしたいというかたは、命令形で四つ這いにさせたり、女性の身体を男性が動かして四つ這いにさせたりするという方法もあります。
②女性の脚をしっかり開き、膣の位置確認
バックの体位はセックスの体位の中でも膣の位置は確認しやすいです。
ただ、初めてバックをする際にはあらかじめ膣の位置を目視もしくは指で触って確認しましょう。
笑い話ではありませんが、とくに暗い中でバックを行うときに肛門なのか膣なのかわからなくなってしまう方もいるかもしれませんからね。
③女性の脚の間に入って挿入
四つ這いの女性の脚の間に入り、確認した膣の位置に亀頭を押し当て、そのままゆっくり挿入しましょう。
このとき女性の膣が十分に濡れていたとしても、一気に奥まで挿入するのはやめたほうが良いです。
女性のほうが希望するならば別ですが、たいがいの女性は突然バックで奥まで挿入されるとびっくりしますし、痛みを感じてしまう場合もあります。
④ゆっくりと動き始める
挿入ができたら一番奥まで入れない状態で、膣の浅いところでゆっくりとピストンを開始しましょう。
ゆっくり浅くピストンすることで、さらに女性の膣を濡らしたり、女性側にバックの体位での挿入に慣れてもらったりという効果があります。
⑤ピストンを早めていく
いい感じにバックでの膣とペニスの具合が慣れてきたら、徐々に腰の動きを速めていきましょう。
ポルチオが開発されている女性であれば、膣の一番奥までしっかりついてあげることで悶えるように感じてくれるはずです。
まだポルチオが十分に開発されていない女性が相手だった場合は、膣の手前側の性感帯であるGスポットを探してそこを突いてあげるようにすると良いです。
ここまでが、気持ちいい背後位をするための手順とコツになります!
後背位(バック)をする際の注意点
バックは少々体位的に特殊であるがゆえ、注意しなければならない点もいくつかあります。
こちらでは後背位をする際の注意点をまとめていきますので、実際にバックでセックスする際には十分気を配ってくださいね。
①いきなり奥まで突かない!
これはすでに何度も申し上げていることなのですが、慣れていない女性はバックでいきなり奥まで突くと痛みを感じてしまうことがあります。
男性のほうはガンガン突いたら確かに気持ちはいいのですが、相手の女性を思いやれない独りよがりのセックスはよろしくありません。
上記の【やり方やコツを紹介】でお伝えした手順の通り、徐々に挿入し、徐々にピストンをしていくというのは忘れないでくださいね。
②膣の位置は必ず確認すること
こちらもすでに紹介しているのですが、バックの体勢だと正常位の時とは女性の膣と肛門の位置が逆になりますので、
「そこ違うよ…」
なんて恥ずかしいことを言われて萎えることの無いよう注意が必要です。
また、ピストンの最中にペニスが膣から抜けてしまうこともあるのですが、このとき慌てて再度挿入しようとしたら違う穴に入れようとしていた…なんていうのは意外とある話。
確認は重要ですよ!
後背位(バック)のバリエーション
バックはスタンダードな姿勢のほかに、ちょっと体勢を変えた別パターンも存在します。
ここからは、バックのバリエーションを紹介していきますね。
①寝バック
こちらは女性が四つ這いではなく、うつぶせに寝ている状態で挿入する形になります。
四つ這いのスタンダードなバックよりもいっそう女性の膣が締まるので、お互いの快感は倍増!
ちなみに四十八手では「敷き小股」なんてネーミングされています。
寝バックはスタンダードなバックよりも奥までペニスが到達しにくいので、奥にあたるといたいという女性でもできる体位です。
擦れる力も強くなるので、スタンダードなバックからの寝バックでフィニッシュというのもオススメです。
②立ちバック
これはお互いに立った形で、バックで挿入する体位になります。
四十八手では「後櫓(うしろやぐら)」とネーミングされています。
注意点としては、女性は必ず壁などに手を着いたり、つかまったりしなければ安定しないということです。
下手するとセックス中に転倒なんてこともあり得ますので、立ちバックの際は必ず女性を何かにつかまらせてあげてくださいね。
挿入の際は女性の片足を上げるとやりやすいです。
立ちバックは他のバックよりも女性のGスポットが刺激しやすいというメリットがあるので、Gスポットが開発されている女性にとっては非常に快感を得やすいです!
以上2種類、スタンダードなバックからの派生形バックを紹介しましたが、体位を変えなくてもバックで違う刺激を味わう方法もありますので、こちらもいくつか紹介していきますね。
③女性の前に鏡を置く
バックのメリットとして相手の顔が見えない、ということを紹介しましたが、中には女性の顔や、もしくはバックで突いて揺れるおっぱいが見たいという男性もいると思います。
そんな方はぜひ、女性の前に鏡がある状態でのバックをオススメします。
バックでも、女性の前から見た姿まで同時に楽しめるちょっとお得感のある方法ですね。
④バックでも女性に動いてもらう
バックは男性がメインで動く体位ではありますが、女性が全く動けないのかというとそうではありません。
女性に腰を振ってもらったり、前後に動いてもらったりすることは可能です。
バックで女性に動いてもらうことはより一層服従感が出るので、Sっ気のある男性とMっ気のある女性にはたまらない快感だと思いますよ。
もちろんSMの気が無い男女であっても、動きづらい体勢で懸命に腰を振る女性のエロさに大興奮間違いありません。
⑤うしろから手をまわして、クリトリスにおもちゃを当てる
これはそこそこバックに慣れた男性でないと難しいかもしれませんが、バックでうしろからおもちゃを使うこともできます。
バイブやローターを用意して、後ろから女性のクリトリスに当ててみましょう。
女性は自分の身体を両腕で支えているため、抵抗できずにガクガク感じてしまうでしょう。
クリトリスを刺激することでさらに膣の締まりもアップするので、ぜひおためしあれ!